修了生の声

Kaito Kuwahara

日本語教師の仕事は、自転車の補助輪みたいな存在
学生が一人で自転車を漕げるようになるまでどうやって
サポートするか考え続けることが大切だと思います。

桑原絵人さん 6カ月コース 修了 / 2018年4月期卒業

現在どこで日本語教師として活躍されていますか。

養成講座修了後直ぐからメキシコのグアダラハラにある日本語学校で勤務しています。

日本語教師としての「やりがい」や、これから日本語教師を目指される方へアドバイスがあれば教えてください。

日本語教師をしていてやりがいを感じるのは、やはり「学生の成長」を感じられた時です。私はいつも「日本語ができる」ではなく、「日本語が〇〇ができる」をモットーに学生に接するようにしています。例えば、「日本語で自己紹介ができる」や「日本語で自分の意見を言える」などです。その〇〇を学生が達成できたと感じられた時はとても嬉しいです。その一方で、それを感じられるのは、なかなか難しい場合もあります。
だからこそ、常にトライ&エラーを繰り返して、試行錯誤しながらどうするべきかを考えています。日本語教師の仕事は、言うなれば自転車の補助輪みたいな存在だと思います。学生が一人で自転車を漕げるようになるまで何をどうやってサポートしていくのか、その「何をどうやって」を考え続けることが大切だと思います。
ただ、あくまでも主役は学生です。私たち「教師」という立場になると、なぜかそれを忘れがちです。これから養成講座を受けられる皆さん、どうかそれを忘れないでください。